2025-05-13

 
COMPUTEX 2025 にて27型4K AI駆動型手術用パネルPCでBest Choice Awardを受賞



  

医療グレードのコンピューティングソリューションを提供するWincommは、COMPUTEX TAIPEI 2025において、27インチ医療用パネルPC「WMP-27T-PIS」がデジタルヘルス部門のBest Choice Awardを受賞したことを発表しました。本製品は、次世代の手術室におけるAI活用を見据えて設計された、統合型の高性能ソリューションです。

Wincomm NEW ViEDO - Design for Next Generation Intelligent Surgery


AI手術の未来を支える設計
ヨーロッパを含む世界中の医療機関では、AIによる手術支援が急速に進んでいます。WMP-27T-PISは、AIベースの診断支援、4K映像表示、電子カルテ(EMR)の統合など、スマート手術室に求められる機能を一台に集約しています。

Intel® 第13世代Core™ i7-13800HEプロセッサとIris® Xeグラフィックスを搭載し、リアルタイム処理や高解像度映像の伝送にも対応。27インチ4K UHDディスプレイには、調整可能な色温度プリセットと反射防止加工(オプション)を備え、明るい手術室でも安定した視認性を確保します。



清潔性と安全性を両立
WMP-27T-PISは、抗菌加工済みのファンレスアルミ筐体を採用し、黄色ブドウ球菌(MRSA)に対して最大95%の抑制効果を発揮。IP65(前面)およびIP54(背面)の防塵・防水設計に加え、UL/EN 60601-1医療安全規格に適合しており、ICUや手術室での使用に最適です。

拡張性と接続性
本製品は、デュアルLAN(1GbE + 2.5GbE)、HDMIおよびDisplayPortによるデュアルディスプレイ出力、PCIe x4スロットなどを装備。各種USBおよびシリアルポートを備え、レガシー機器から最新周辺機器まで柔軟に対応できます。


ヨーロッパ市場へのメッセージ
Best Choice Awardは、台湾対外貿易発展協会(TAITRA)が主催する、革新性と商業的影響力を兼ね備えた製品を表彰する権威ある賞です。今回の受賞は、Wincommがヨーロッパを含む世界の医療現場におけるデジタル化と手術精度向上に貢献していることを示すものです。

COMPUTEX 2025にて実機を展示
Wincommは、2025年5月20日〜23日台北南港展覧館 第2ホール(1階)・ブースP0719にて出展します。ヨーロッパの医療従事者、システムインテグレーター、パートナー各位のご来場を心よりお待ちしております。

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本製品『WMP-27T-PIS』は既に販売開始しておりますので、お気軽にお問い合わせください。お問合せは「sales_support@wincomm.com.tw」または「sales@wincomm.jp」までお願い致します。



Wincommについて

Wincommは台湾の産業用PC分野では、リーディング・メーカーの1社として、ご評価頂ける存在となって参りました。当社では、タッチパネル付きの液晶一体型PCを主力製品として、一部機種ではBOX型PCなども設計、製造しております。応用範囲は各種のFA用途向けから、産業機械やKIOSK端末などに加え、医療用コンピューティング分野などと幅広く、ハードウェアと合わせて各種のEmbeddedソフトウェアも提供可能ですので、様々な顧客ニーズにお応えできることを目標として日々努力している企業となります。

 

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