2025-10-22

 

Intel®第14世代Core-i-CPU搭載可能な医用電気規格認証のBOX型PCをリリース

~高性能NVIDIAビデオカードも搭載可能なためAI診断向けに最適~



  

台湾の産業用及び医療用コンピュータ業界でリードするWincommではこの度、AI診断に最適な医用電気の国際規格『60601-1-2 EMC第4.1版』等の認証を受けたBOX型PC『WPC-76B(ファンレス)』と『WPC-76BF(ファン付き)』を同時にリリース致しました。本シリーズではIntel第12~14世代の幅広いCore-i CPUを選択可能な設計となっております。



AI診断にも最適な高性能BOX型PC

今回はファンレス版の『WPC-76B』とファン付き版の『WPC-76BF』を同時リリースしておりますが、AI診断向けにも最適な高性能CPUが搭載されており、用途に合わせてCore-i3, i5, i7, i9を選択可能です。(TDP(熱設計電力)は最大45W)加えまして、デスクトップ向けのIntel® Q670Eチップセットも搭載しておりますので、PCI Express x16とPCI Express x4スロットも標準装備されており、特にファン付き版の『WPC-76BF』ではPCI Express x16スロットへの最大供給可能電力は130Wとなりますので、高性能なNVIDIAビデオカードも搭載可能となります。メモリはDDR4スロットが2スロット装備されており、最大64GBまで搭載可能です。 

 

医療規格認証で豊富なI/Oポートを装備

本シリーズでは医療向け用に白色筐体としており、衝撃吸収機構付きのSSDも採用しております。医療規格の認証に加え、オフィス環境にも利用可能なCE, FCC, VCCI Class Bの認証も受けております。I/Oポートとしては、USB2.0 x 4ポート、USB3.2 x 4ポートに加え、LAN ポート x 2ポート(1Gbps, 2.5Gbps)、シリアルポート x 2ポート及び映像出力もVGA, DVI, DisplayPortのトリプル・ディスプレイにも対応しております。

 

医療向けを意識した高信頼性設計と長期供給サポート

本シリーズでは医療向けを意識した高信頼性設計となっておりますが、DC12~24V入力も可能であり、オプションで遠隔電源制御も可能です。加えまして、『Wi-Fi 7 + Bluetooth』とセキュリティ・モジュール『 TPM 2.0(Trusted Platform Module)』もオプション搭載可能です。お客様のニーズに合わせて各種のカスタマイズも可能ですし、医療向けで最も重要な長期供給保証も可能な製品となります。


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図1. WPC-76BのI/Oポート図

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図2. WPC-76BFのI/Oポート図



本製品『WPC-76B(F)』は既に販売開始しておりますので、お気軽にお問い合わせください。
お問合せは「sales_support@wincomm.com.tw」または「sales@wincomm.jp」までお願い致します。製品情報はhttp://www.wincomm.com.tw/に記載されております。


Wincommについて
Wincommは台湾の産業用PC分野では、リーディング・メーカーの1社として、ご評価頂ける存在となって参りました。当社では、タッチパネル付きの液晶一体型PCを主力製品として、一部機種ではBOX型PCなども設計、製造しております。応用範囲は各種のFA用途向けから、産業機械やKIOSK端末などに加え、医療用コンピューティング分野などと幅広く、ハードウェアと合わせて各種のEmbeddedソフトウェアも提供可能ですので、様々な顧客ニーズにお応えできることを目標として日々努力している企業となります。

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